白いきりん

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「先祖になる」を見に行く



大学で池谷薫監督の『先祖になる』という映画の上映会に参加した。後日、さらに別のイベントで監督のお話を聞かせていただいた。
『先祖になる』は岩手・陸前高田に住むきこりのおじいさんと取り巻く人々のお話だ。でもその人たちだけの映像でなくて、監督や撮影クルーたちとの濃密な関係がぎっしり詰まっている映画だと思った。監督たちも、監督に出会った人たちの人生の選択すらも作品の一部となっている。
監督は作品を制作するうえで、誠実であることを大事にしているのだという。それは何も特別なことではなく、誰かに正直であろうとすることや物事にまっすぐ向き合うことは当たり前のようにも思う。でも自分を振り返ってみれば、全然そんなことはなくて。日々傷つくことを恐れて誰とも何とも誠実に向き合っていないのではないか。そのものの良いところ悪いところを都合よく歪曲しているのではないか。
一方で、常に誠実であることはしんどいことだ。ありのままを受け入れることは、良いところを認め悪いところを許すことは、わたしにとってはまだまだ出来ないことのほうが多い。だからこそ、その「誠実さ」が作品に直接映らなくてもひしひしと伝わってくる。

自分の身近な大切な人と、語りあいたいことがある。身近だからこそ語りえないこともある。大切な人の面影を第三者の誰かの中に探しながら、出会い、関係を築くなかでそんな語りを引き出す。言葉だけで伝えきらない、身振り、表情、声のふるえで語りを映像でなら表現できる。その語りは第三者の語りかもしれないけれど、同時に想うその身近な人を感じている。そんなことを考えた。

監督の『蟻の兵隊』と『廷安の娘』も見たい。
あと立教の学生だった人の『ちづる』という作品も結局まだ見られてないので、見なくてはー。

 
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